山菜採りによる遭難が増える時期を前に、青森県は対策会議を開き、実際の捜索活動の映像を公開して1人では山に入らないよう呼び掛けました。

県によりますと、2024年は山菜採りなどで32件の遭難がありました。

このうち、23件は4~8月までに発生し、これからの時期に増えることから県は対策会議を開きました。

会議では、防災航空隊が2024年の捜索活動の映像を公開し、山の遭難事故は困難を伴う場所で起きていることなどを紹介しました。

県防災航空隊 千葉雅俊 副隊長
「機内カメラというものの映像になります。すごい風が入ってきます。木の葉もかなり生い茂っているので、なかなか上空からでも発見できないような状態となっています。隊員2名が降下して対象者に向かいます。草木の丈も高く、結構な急斜面という場合も多々あります」

また、2024年は4~8月の間に山菜採りの時に起きた事故で1人が亡くなり、1人が行方不明のままであることが報告されました。

県防災航空隊 千葉雅俊 副隊長
「航空隊も捜索時に違和感を感じて、発見につながるということで、目立つ服装を心がけてほしい」

県は遭難事故防止の対策として山には1人で入らず、家族に行動予定を伝えておくことなどを呼び掛けています。