岩手県内にある病院で2年間の研修が始まった医師たちの合同研修会が盛岡市で開かれ、72人が医師としての心構えを学びました。

11日は4月、県内の病院で研修をスタートさせた72人の医師が参加しました。
参加者は実際に県内の病院で働く、先輩医師や看護師、栄養士らとグループになって、患者の退院するタイミングについて、判断するのに必要な手続きについて話し合いました。
医師以外の医療スタッフとのコミュニケーションの大切さも学びました。

医療の道に進んだ研修生はそれぞれの決意を胸に、積極的に参加していました。
(二戸出身・自治医科大学卒 県立久慈病院 長村侑樹さん)
「沿岸部は医療においては結構、医療資源が不足していると思うが患者さんのために1つ1つこれからできることを2年間で頑張っていきたい」
(盛岡出身・岩手医科大学卒 県立中部病院 中谷碧さん)
「患者さん一人一人の生活に寄り添えるような医療をしていきたい」

参加した医師たちは今後、地域医療の現場で経験を積みながら県内の医療を担います。