アメリカのトランプ大統領が発動したばかりの相互関税の一部を、一時停止するとしたことについて福岡県北九州市の武内市長は10日、「一喜一憂しない」と述べました。
一方、すでに発動されている自動車への追加関税については地元企業への支援を急ぐ考えを示しました。

北九州市 武内和久 市長
「一喜一憂せず冷静かつ一貫性を持ってやっていくことが必要。政治が経済を振り回すのは良くない」

北九州市の武内市長は10日の定例会見で、トランプ大統領が発動したばかりの相互関税の一部を、90日間、停止することについてこう述べました。

一方、既に発動されている自動車への追加関税については危機感を示し、地元企業への支援を急ぐ考えを示しました。
北九州市 武内和久 市長
「地元中小企業をはじめ多くの北九州市の企業の皆さんをなんとしても守らなければいけない必要な支援スピーディーにやっていくように努めていきたい」
北九州市は既に、アメリカに輸出している、鉄鋼メーカーや自動車部品メーカーなど35社から聞き取りをするなどしています。