自ら持つ記録を更新です。
メジャーリーグ、ドジャースの大谷翔平選手が10日のナショナルズ戦で、開幕から14試合連続の出塁を果たしました。
一方、エンゼルスの菊池雄星投手は3度目の先発登板となりましたが、初勝利はお預けとなりました。
日本時間10日行われた敵地でのナショナルズ戦に1番指名打者で出場した大谷。
その第1打席。2球目を捉えた当たりはライトへの痛烈なヒット。
3試合連続となるヒットで開幕から14試合連続となる出塁を果たし、自らの持つ記録を更新しました。
続くベッツがフォアボールを選び、3番エドマンのスリーベースヒットで大谷は先制のホームを踏みます。
2回はフォアボール、4回は空振りの三振に仕留められましたが、5対5の同点で迎えた7回の第4打席、5球目でした。
内角の速球に詰まった当たりとなりましたが、これがセカンドへの内野安打となります。
大谷はベッツの打席で今シーズン3つ目の盗塁を決め、さらに3塁まで進みます。
そして4番ヘルナンデスのタイムリーヒットにより逆転のホームイン。
9回の第5打席はピッチャーゴロに打ち取られましたが、10日の大谷は5打数2安打で、勝敗のカギを握る場面に絡む活躍を見せました。
試合は6対5でドジャースが勝利し、チームの連敗は3でストップしました。
一方、エンゼルスの菊池は敵地で行われたレイズとの試合に中6日で先発登板しました。
初回、菊池はいきなりピンチを招きます。
ヒット2本とフォアボール1つで2アウト満塁となり、迎えた相手打者への初球。
153キロのストレートはライトスタンドへ運ばれ、満塁ホームランに。
いきなり4点を奪われ、今シーズン3度目の登板は苦しい立ち上がりとなりました。
それでも2回以降は変化球主体のピッチングで、追加点を許さぬ好投を見せます。
味方も3本のソロホームランで1点差まで詰め寄り、菊池を援護します。
6回には1アウト1、2塁のピンチを背負いましたが、味方のファインプレーに助けられ0点に抑え、菊池は104球を投げ、この回でマウンドを降ります。
試合は5対4でエンゼルスが敗れ、菊池は今シーズン2敗目を喫し、初勝利はお預けとなりました。