国内で初めてとなる宇宙空間を飛行する衛星とスマートフォンの直接通信サービスが始まりました。
衛星通信をめぐっては、イーロン・マスク氏率いるアメリカの宇宙ベンチャー「スペースX」が宇宙空間を飛行する「スターリンク」を使った通信サービスを国内はじめ、各国で展開しています。
ただ、スターリンクと通信するには、地上に専用アンテナなどを設置し、電波を中継する必要がありました。
こうしたなか、KDDIは国内で初めて、専用アンテナ不要でスターリンクとスマホが直接通信できるサービスを始めると発表しました。
KDDI 松田浩路 社長CEO
「携帯電話の人口カバー率99.9%超えを実現しておりますけれども、国土の面積カバー率で言いますと、60%になっております。今やモバイル通信は社会インフラ、この残り40%を何とかしたいという思いで衛星通信を使った方法をずっと考え、検討を進めてまいりました」
スターリンクとの直接通信はiPhoneなど50機種が対象で、auユーザーは現在のプランのまま、きょうから当面、無料で利用できるということで、これまで圏外だった山奥や離島、海の上などでも空が見えれば通信が可能になります。
当面はメッセージの送信や受信、位置情報の共有などに限定されますが、KDDIは今年の夏以降、データ通信なども可能にする方針です。
衛星通信をめぐっては、楽天モバイルが来年、サービスを始める予定で、携帯各社による開発競争が今後、激しくなる可能性があります。
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