患者や医師ら3人が死亡した医療用ヘリコプターの事故で、10日朝、機体が佐賀県唐津市の港に到着し陸揚げされました。

RKB 馬場遼之介 記者
「今サルベージ船が唐津港に入港してきました。船の後ろにはブルーシートに覆われたヘリコプターが載っています」

10日午前、佐賀県の唐津港では、海から回収したヘリコプターをクレーンでつり上げ陸揚げしました。

その後、海上保安庁による実況見分が始まり、機体の損傷状況などを確認していました。

この事故は4月6日、6人を乗せたヘリコプターが長崎県壱岐沖で転覆した状態で見つかり患者と付き添いの息子、医師の3人が死亡したものです。

海上保安庁によりますと、男性機長は浮き具を「手動で出した」と話していて、転覆したいきさつなどを詳しく調べる方針です。