春の全国交通安全運動に合わせて踏切を安全に通行してもらうとJR四国の社員らが啓発活動を行いました。
JR四国では毎年、春の全国交通安全運動に合わせて警察と連携して安全に踏切を渡るための啓発を行っています。
「踏切事故防止運動やっています。安全運転でよろしくお願いします」

この活動は四国4県の踏切や駅で行われていて、このうち南国市にあるJR土讃線の長岡踏切ではJR四国の社員と警察官およそ20人が、車を運転する人たちに踏切を渡る際の「一時停止」や「安全確認」について直接伝えたり、パンフレットを配ったりして、安全な踏切の通行を呼びかけました。

JR四国によりますと、JR四国管内の踏切では2024年度、列車と人・車が接触する事故が13件発生しています。高知県では発生していませんが、2023年には踏切内で死亡事故も起きています。

(JR四国 高知企画部 川﨑佳孝 副長)
「どうしても(踏切内で)動けない場合は、即座に車外に出て、踏切の緊急停止ボタンを迷わず押してもらいたい。列車を止める勇気を持ってもらいたい」

JR四国では今後も安全な踏切の通行を呼びかけていくとしています。