アメリカの連邦地裁は、トランプ政権が大手通信社「AP通信」の記者を大統領執務室などでの取材から締め出していることは、言論の自由を保障したアメリカの憲法に違反するという判断を下しました。
アメリカのホワイトハウスは「AP通信」が「メキシコ湾」を「アメリカ湾」と呼ぶトランプ政権の方針に従わず、記事で「メキシコ湾」と表記していることを理由に、「AP通信」の記者を大統領執務室や大統領専用機での取材から締め出しています。
AP通信はこの取材制限の撤回を求めてトランプ政権の高官を相手取り、訴えを起こしていましたが、ワシントンの連邦地裁のマクファデン判事は8日、AP通信の訴えを認め、政権側に取材制限の仮差し止めを命令しました。
政権側が他の記者に取材を認めている場合、編集方針を理由にAP通信の記者だけを締め出すことは、言論の自由を定めた憲法修正第一条に違反すると判断しました。
判事は政権側に控訴などの対応をするために時間を与えるとして、仮差し止めの処分は13日に発効します。
CNNテレビによりますと、マクファデン判事は第一次トランプ政権のもとで任命されました。
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