アメリカと中国による関税の報復合戦への懸念から、日経平均株価は一時1300円以上の値下がりとなっています。東証から中継です。
動揺が続く株式市場。きのうは4営業日ぶりに値上がりした日経平均ですが、きょうは大幅な下落で取引が始まっています。午前の日経平均株価は一時1300円以上下落し、節目の3万2000円を割り込んでいます。
きっかけは、またも関税政策を巡る発言です。アメリカに対する報復関税を発表していた中国に、トランプ大統領が9日から104%の関税を課す方針だとホワイトハウスが発表。貿易戦争が過熱し、世界的に景気が後退するのではとの懸念が高まり、ニューヨーク市場で一時1400ドル以上値上がりしていたダウ平均株価が一転、下落に転じました。
東京市場でも半導体関連などを中心に幅広い銘柄に売り注文が広がっています。
午後には日本も含め各国に対する相互関税が発動される予定です。トランプ大統領の不規則な発言に、株式市場は振り回されています。
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