アメリカのトランプ政権で「政府効率化省」を率いるイーロン・マスク氏が、トランプ大統領に関税の撤廃を直訴したと報道されました。

アメリカのワシントン・ポストは7日、イーロン・マスク氏が、トランプ大統領が打ち出した新たな関税政策を撤回するよう直訴したと伝えました。

事情を知る関係者の話だとしていて、マスク氏の訴えを受けてもトランプ氏は考えを変えるには至っていないと伝えています。

マスク氏は5日にはイタリアの極右政党の集会にオンラインで出席し、アメリカとヨーロッパの間の関税について、「将来的にゼロになることを期待する」と発言するなど、関税政策をめぐってはトランプ大統領と異なる考えを示しています。