マグニチュード7.7の大地震で多くの犠牲者が出ているミャンマーと国際交流を続けてきた宮崎県延岡市では、募金箱を設置して支援を呼びかけています。

先月28日に発生した地震でミャンマーでは、犠牲者が3600人に達しています。

延岡市では、10年ほど前から民間レベルで「延岡・ミャンマー友好会」が立ち上がるなどミャンマーと経済やスポーツなどで交流を深めてきました。

延岡市では、ミャンマーの被災地を支援しようと市役所1階の総合案内所と北方、北浦、北川の総合支所のあわせて4か所に募金箱が設置されています。

集まった救援金は、日本赤十字社を通じて、地震被害の救援や復興支援活動などに役立てられます。

(日本赤十字社宮崎県支部延岡地区 安達久任事務局長)
「ミャンマーは、この間大きな地震があったが、それ以前から国内の紛争があっている。早く紛争が収まりながら、地震で被災された皆さんが一日も早く復興されることを希望している」

救援金の受け付けは、6月30日までで金融機関への振込でも受け付けを行っています。

【参考】
今回の救援金は、通常の所得税・法人税のほか、住民税も控除対象となるので、領収証の発行をしています。