南海トラフ地震など災害時の捜索活動を円滑に行うため、救助犬の出動に関する協定を香川県と愛犬団体が結びました。
協定締結のため香川県庁にやってきた2頭の災害救助犬です。協定は、南海トラフ地震の発生が懸念される中、災害時の救助体制を強化しようと香川県がジャパンケネルクラブと結んだものです。

ジャパンケネルクラブは、阪神淡路大震災以降、災害救助犬の全国的な育成に取り組んでいて、現在134頭が認定されています。
(ジャパンケネルクラブ 友竹香陽子さん)
「がれきを借りてそういう状況の練習を消防隊の人とも一緒にやっていますから、いち早く現場にかけつけられる状態で早く人命を助けたいなと」
香川県は今後、災害救助犬が参加する訓練を行うなど、連携を強めることにしています。