過酷なプロへの道

高校を卒業後、大学には進学はせずプロ入りを決意。利府ゴルフクラブを練習拠点とし、彼女は現在、家族のサポートを受けながらプロテスト合格を目指しています。

女子プロの合格率は例年5パーセント以下、「東大合格よりも狭き門」と言われています。

2023年2024年と2度テストを受けた倉林選手ですが、結果は2年連続の不合格。とりわけ2024年は、第1次テストをトップ通過しながら最終でまさかの落選。

アマチュア女子ゴルフ 倉林紅選手:
「プロテストという苦しさを2回経験して、1年間どれだけ頑張っても受かりかわからない日々を過ごしていくという時間が苦しくて、それをもう1年続けると考えた時に、落ちた直後は正直嫌だなと思っていたんですけれど。最初は帰ってきた時は練習場にも行けなかったりとか、人に何言われるかわからないとか、受け入れられない自分がいたのですが、でも、いざ勇気を出して練習場に行ってみると、みな笑顔で頑張ったねと言ってくれて、それにすごく励まされた」