JR九州の豪華寝台列車「ななつ星in九州」が乗客を乗せて、初めて吉都線を走りました。
沿線では多くの人が歓迎し、おもてなしの心を伝えました。
九州を周遊する豪華寝台列車「ななつ星in九州」。
新設された「霧島コース」で初めて吉都線を走ることになり、20日、乗客を乗せた列車が初めてえびの駅に到着しました。
駅のホームでは、多くの人たちが待ちかまえ、乗客を歓迎しました。
(京町温泉みなほ会 仁科睦子会長)
「学生時代にすごくお世話になった吉都線なので、その吉都線にななつ星が乗り入れるということで感無量で、精一杯おもてなしします」
(えびので第九を歌う会 小倉真理子代表)
「すごく高級なものを見たと思ってわくわくした。私たちは、毎週木曜日にここに(歌いに)来ることにしている
飯野高校の生徒たちは、バルーンを飛ばして歓迎です。
(高校生)
「初めて見て、すごくきれいだし、すごくいい経験になりました」
一方、こちらは、乗客に提供される「西諸のおもてなし弁当」を担当したシェフたち。
この日を待ちわびていました。
(「西諸おもてなし弁当」洋食担当 地井 潤シェフ)
「半年以上前ぐらいからいろいろ準備して、きょうすごくいい天気の日にこうやって初日が迎えられてよかった」
(「西諸おもてなし弁当」洋食担当 志戸本 貴士シェフ)
「一品一品食材から注目していただいて地域に思いをはせていただきたい。」(妻・知佳子さん)
「おいしく食べていただけたらうれしい」
(「西諸おもてなし弁当」和食担当 大山広行シェフ夫妻)
(妻・りんさん)
「感激のひとこと」
(大山シェフ)
「おいしい食材がこんなにあるんだなというのを表現できたらいいなと思って(メニューを)考えた」
(みんなで)「西諸の食材をたべてね~」
ツアー客は、このあと、地域をめぐるツアーに参加した後、再び「ななつ星」に乗車し、都城駅方面へ。
多くの駅や沿線で、地元の人が熱烈に歓迎しました。
「ななつ星in九州」の霧島コースは、今のところ来年3月までの運行が決まっています。
(小林まちづくり株式会社 木村洋文統括部長)
「来年以降もななつ星が入線してくると信じているので、こういった活動は続けていきたい」
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