福島県高校駅伝の女子は、およそ21キロのコースを5人のランナーがタスキでつなぎます。今年は順位がつかないオープン参加のチームも含め、15チームが出場しました。

実況「今スタートの号砲が鳴り響きました。第40回県高校駅伝女子のレース、15人の女子高校生ランナーたちが一斉に飛び出していきました」

各校のエースが集う「花の1区」。最初の1キロは学法石川、日大東北、田村、郡山女子大附属の4チームが先頭集団を形成します。

レースが動いたのは、1キロ過ぎでした。

実況「1キロを過ぎたあたりから、岩崎が少しずつ後ろのランナーを引き離していきまして」

学法石川のエース・岩崎がギアを上げると、3人を置き去りに。結局2位に30秒以上の差をつけ、2区にタスキをつなぎます。

その後は、2区の佐藤。3区の三科も、圧巻の走りで、後続を突き放していきます。

最後までミスのない、快走を見せた学法石川。5人全員が区間賞を獲得し、2位に6分以上の差をつける1時間11分12秒で優勝。

7年連続9回目となる全国高校駅伝への出場を決めました。

学法石川3年・佐藤瑠香主将「都大路優勝という目標があるので、その大きな目標に向かってまた全員でチーム一丸となって練習していきたい」

また、2位・日大東北、3位・郡山女子大附属、4位・会津、5位・田村の上位5校が、11月に秋田で行われる東北大会に出場します。