自民党の派閥の裏金事件で、1年間、党員資格停止などの処分を受けた安倍派幹部らの処分期間がきょう終了します。復権に向けた動きにつながっていくのでしょうか。

自らがトップを務めるエネルギーに関する会合で挨拶する西村元経済産業大臣。きょう、1年間の党員資格停止処分が終了し、「初心に戻り、襟を正して謙虚に活動する」と文書でコメントを発表しました。

1年間の党の役職停止処分が明ける萩生田元政調会長も「この反省を胸に刻み、国民生活の向上に誠心誠意取り組む」とコメントしました。

党内には、萩生田氏らが返り咲くことで「石破下ろし」が起きた場合、その中心になるのではという見方がある一方、「そんなことをしたら、すぐにブーメランで返ってくる」と冷めた意見も聞かれます。