飯田市のJR飯田線の踏切で3日午前、軽自動車が脱輪して一時立ち往生し、普通列車に遅れが出ました。
軽自動車は、近所の人や通りかかった人が協力して持ち上げるなどして移動させたということで、列車との衝突はありませんでした。


飯田警察署によりますと、3日午前7時半過ぎ、飯田市鼎上山にあるJR飯田線の上山第1踏切で、飯田市に住む18歳の会社員の男性が運転する軽バンが脱輪して、動けなくなりました。

男性が緊急停止ボタンを押して異常を知らせ、下りの普通列車が、手前の伊那八幡(やわた)駅で7分間停車しました。

軽バンは、近所の人や通りかかった人が協力して持ち上げるなどして移動させたということです。

上山第1踏切は、飯田市の鼎駅と切石駅の間にある遮断機と警報機が設置された第1種踏切で、警察で脱輪した原因などを調べています。