2025年度、婚姻届と出生届を提出した市民に、市内で生産された木材を活用した製品をプレゼントする事業を始めた岩手県宮古市で贈呈が行われました。

地域の木製品をPRしようと宮古市がスタートさせた「Happy Wooding プロジェクト」の贈呈第1号となったのは、第1子となる心羽空ちゃんの出生を届け出た林下竜矢さんです。

林下さんには1日、山本正徳市長から市内で生産された赤松を加工した直径11.5センチの小鉢が贈られました。

(林下竜矢さん)
「初めて知りました。今さっき(第1号に)なったと聞いて、離乳食が食べられるようになったら(小鉢を使って)食べさせてあげたい」
プロジェクト名の「Wooding」は、結婚を意味する「Wedding」と木製を意味する「Woody」をかけ合わせた造語で、婚姻届の提出者には直径26センチの木製プレート2枚が贈られます。

山本市長は、「木も育つし人も育つプロジェクトが続くことで宮古の未来にとっていい試みとなる」と話していました。