宮崎県の屋内型プールの供用が1日から開始されました。
施設は期間限定で無料開放されていて、さっそく、多くの県民が利用しました。

(山崎直人記者)
「待ちに待ったオープン初日。多くのスイマーが新しいプールでの泳ぎを楽しんでいます。」

1日から供用開始となった県の屋内型プール「パーソルアクアパーク宮崎」。

再来年に開催される「宮崎国スポ」に向け県が整備したもので、長さ50mのメインプールは深さを最大2mまで調整可能となっています。

1日は午前9時の開場に合わせて、多くの県民が訪れ、さっそく新しいプールでの泳ぎを確かめていました。

(マスターズ大会に向けて練習に来た客)
「宮崎は50mの深いプールがなかった。泳ぎ始めたら水の抵抗がある。慣れたら泳ぎやすい。深いから」

また、1日は県水泳連盟の強化選手の練習も行われ、小学3年生から大学2年生のおよそ30人の選手たちが練習に励んでいました。

(野田碧唯選手・中学1年生)
「木花の50mプールは外で暑かったが、このプールは室内だから全然暑くなくて、快適で泳ぎやすい」

(岡崎一徹選手・中学2年生)
「良い環境で泳げるので嬉しいです。全国大会で3番以内に入りたい。(このプールで)しっかり追い込んで強くなれるように頑張ります」

指導者も、選手の強化につながると期待しています。

(宮崎県水泳連盟理事長 水島千江子さん)
「今までは私たちが50mプールを探して(県外に)出ていく場面が多かったが、今回こうやって施設を作っていただいて、他県から来ていただいて一緒に練習できるという利点があります。」

施設にはプールのほかに、トレーニングルームやスポーツクライミングのウォールなども整備されていて、今月14日まで無料で利用することができます。

施設の利用時間は、午前9時から午後10時までで、14日までは駐車場も含めて無料で利用可能となっています。

また、15日以降は、プールの料金は一般が400円、高校生以下と65歳以上が200円ということです。