達増知事は大船渡市の山林火災を受け、発生を未然に防ぐ「火災警報」の積極的な運用について、検討する考えを示しました。

達増知事は1日の定例会見で、大船渡市の大規模山林火災を踏まえて、次のように述べました。

(達増拓也 岩手県知事)
「火災警報についてどのように運用していくのが良いのか、使い勝手の悪さをどう克服していくのが良いかを検討していきたい」

火災警報は乾燥や強風により発生リスクの高まる山林火災を未然に防ぐため、市町村が発令するもので、たき火などを行った場合、罰則も設けられています。

ただ、過去に発令された実績が全国的に少なく、達増知事は有識者の意見を聞いて、実効性のある運用方法を検討し、市町村に助言する考えです。