新年度の始まりを前に、こちらは早くも入社式です。宮古市で31日、岩手県北バスグループの入社式が行われ、新入社員が運転士やガイドとしての一歩を踏み出しました。

宮古市の浄土ヶ浜パークホテルで31日行われた入社式には、バス運転士を目指す2人や観光バスガイドとなる2人などあわせて7人が緊張した面持ちで出席しました。
岩手県北バスグループは、2024年から入社式を「少子化の時代に入社してくれてありがとう」という感謝を伝える場に位置づけていて、壇上での辞令交付や式辞などは行われません。

式では今年1月に就任したばかりの鈴木拓社長が新入社員からの質問に答えるなどして交流しました。
(新人バスガイド 大井和佳奈さん)
「私は歌うことが好きなので、岩手の民謡などをたくさん練習して県内外の方に届けたいと思う」

(養成運転士 林崎翔太さん)
「細かいところにも気を配り、安心して乗ってもらえる運転士になりたい」
(岩手県北自動車 鈴木拓社長)
「これまで以上に社員の人達の成長をサポートしていく。研修もそうだし、いろいろな仕事の場を与えることで彼ら彼女らの成長を図っていきたい」

バスガイドは今後3か月間の研修を経て7月上旬にデビューする予定で、運転士は1年後の免許の取得を目指します。