皆さんは、177番に電話をかけたことがありますか?電話による音声サービスが、あす、またひとつ姿を消します。
「気象庁発表の3月30日午前11時現在の気象情報をお知らせします」
気象庁の天気予報を電話で聞けるサービス「177」。1955年に始まったこのサービスを、NTT東日本とNTT西日本があすで終了します。インターネットの普及や固定電話の利用が減少していることがその理由です。
森田正光 気象予報士
「すごい寂しいですよ。実は177の吹き込みというのは、我々若い世代、50年前なんですが、若い世代としてはある意味、ラジオに出るための前段階の練習なんですよ」
お天気キャスターの森田さん、実はおよそ半世紀前、音声を吹き込む担当者でした。
森田正光 気象予報士
「昔は少なくとも電話で177をとる、電話で天気予報を知るっていうのは普通の感覚でしたよね。当時は台風が来ると1日100万件(問い合わせがある)といわれていましたね」
70年の歴史にあす、幕が下ろされます。
注目の記事
【きょう千秋楽】ウクライナ出身力士・安青錦 初優勝で史上最速の大関誕生なるか 戦火を逃れて来日→41年ぶりのスピード出世で関脇に【サンデーモーニング】

「月に一晩ぐっすり眠る時間がほしい」24時間ケアを続ける医療的ケア児の家族 病床削減問題が照らした数字では見えない親の声

「2歳の頃はママ・パパと呼んでくれていたのに」 主に女の子に発症する難病“レット症候群” 今は会話も食事も難しく… 根本的治療法がない先天性の神経疾患

愛するちいちゃんは見知らぬ男性に突然命を奪われた SNSで知り合った男に娘を殺された父親の22年間の苦悩と命の教え【前編】

「段ボール箱の中に女の子が…」刑事のもとに飛び込んだ一本の無線 広島市小1女子児童殺害事件から20年 当時の捜査員が語る“事件を教訓に芽生えた思い”

【Snow Man】がもたらす地方への恩恵 大型イベントで浮き彫りになる地域課題も…専門家が指摘する「ホテル増設が進まない」3つの理由









