気象庁は午前4時前、鹿児島県と宮崎県の県境にある霧島山の噴火警戒レベルを「2」から「3の入山規制」に引き上げました。気象庁は、火口から4キロの範囲では大きな噴石が飛ぶなどのおそれがあるとして、警戒を呼びかけています。

霧島山では28日ごろから火山性地震が増加していて、さらに、きょう午前2時ごろから山体の膨張を示す地殻変動が見られるということです。

気象庁は、▼火口から4キロの範囲は大きな噴石が飛んだり、▼さらに火口から2キロの範囲は火砕流が達したりする可能性があるとして、警戒するよう呼びかけています。

さらに、「2011年の噴火時と同様に、爆発に伴って窓ガラスが割れるなどのおそれがあるので注意してほしい」として、自治体などの指示に従うよう呼びかけています。