3000冊の本を載せて瀬戸内の島々を巡る香川県の「こども図書館船ほんのもり号」の運航が来月(4月)24日からに決まりました。

世界的建築家、安藤忠雄さん発案の「こども図書館ほんのもり号」です。寄贈された船にこれから本が積み込まれ、4月24日に運航が始まります。初日は安藤さんを招いて高松港で記念の式典が行われます。

(安藤忠雄さん)
「瀬戸内海から世界にないものをつくる。この海の上を船が走っていき、その中に本があり、本を読みながら各港に停泊していくというのが面白いんじゃないかと」

初運航は男木島へ。島の子どもたちが図書館船を利用し、子どもたちを乗せたクルーズも予定されています。5月と6月にもあわせて10回の運航が予定され、保育所や学校行事で使われるほか、イベントとの連携も計画されています。

(池田豊人香川県知事)
「子どもたちが本と出会う、これがその後の人生を豊かにする大きなチャンスである、感受性、想像性、郷土香川、そういった郷土愛についても育てていただければ」
運航の詳細は、随時、ホームページやSNSで発表されるということです。