ベトナム南部から訪問団が28日に新潟大学を訪れ、持続可能な農業の実現に向けて現状などを報告し合い、交流を深めました。

新潟大学を訪れたのは、ベトナム南部に位置するビンロン省のレ・クアン・ゴイ委員長らおよそ30人です。
2024年から新潟大学とビンロン省では、暑さに強いコメの栽培など、持続可能な農業の開発を進めています。
訪問団メンバーは、科学技術を農業にどう活用すれば持続可能な農業を続けられるかについて、新潟大学の牛木学長らと意見交換をしました。
【新潟大学 社会連携推進機構 藤巻義博 特任教授】
「われわれの研究成果が生きて、気候変動に負けないコメができていくということが今後の夢」

また訪問団は、学内にある『日本酒学センター』も訪れ、大学で開発した日本酒の試飲をしたり、酵母の発酵の様子などを見学するなど、日本酒についても学んでいました。
