連続テレビ小説「あんぱん」の放送が3月31日から始まります。大勢の観光客を迎えようと、高知県香美市のやなせたかし記念館や周辺施設がリニューアルしました。
香美市は「あんぱん」の放送で大勢の観光客が見込まれることからおよそ9億3000万円をかけて様々な観光施設の改修を行いました。このうちやなせたかし記念館とその周辺施設のリニューアル内容が報道陣に公開されました。
アンパンマンミュージアムでは渋滞や混雑を避けるため事前に公式ホームページからのWEB予約が必要になりました。来館者は電子チケットに表示された2次元コードをかざして入場します。

展示内容も改修され、エントランスでは大階段にアンパンマンのイラストとやなせうさぎ像がお出迎え!子どもたちに大人気のアンパンマンワールドには最近の映画のキャラクターなど27体が追加されました。


また詩とメルヘン絵本館には東京にあったやなせさんのアトリエを再現!世代を超えて愛されるやなせさんのキャラクターがどんな場所で生まれたのかを読み解けます。

香美市はやなせさん自身の人柄なども感じ取れるリニューアルだとしています。
(香美市 依光晃一郎 市長)
「リニューアルも含めて、やなせ先生、そして(妻)のぶさんの思いについてみなさん知っていただきたいと思う。そしてやなせ先生のアンパンマン以外の作品にもぜひ興味を持って見ていただければ」

29日から物部川流域エリアが舞台の「ものべすと」が開幕、午前10時からオープニングイベントが行われます。
