岡山地方気象台は、きょう(28日)ソメイヨシノの開花を発表。そして、岡山市の旭川河川敷では、岡山さくらカーニバルが始まりました。
けさ、気象台の職員が岡山市北区の後楽園を訪れ、標本木を観測しました。少なくとも10輪の花が開いていて、開花の基準となる5輪以上を確認しました。平年と同じですが、去年よりは2日早い開花です。

今週は気温が平年を大幅に上回り、初夏の陽気となったことで一気に開花に至ったとみられています。
(岡山地方気象台 垣内啓宏さん)
「3月で初めて25℃を超えるような、夏日を観測したので(ここ数日の気温の高まりで開花が)平年並みになったのだろうと」
この先、1週間ほどで満開になるとみられています。
(砂山祐佳里記者)
「そして標本木がある後楽園のすぐ近く、旭川の河川敷では、きょうからさくらカーニバルが開催されています。」
岡山の行楽シーズンを盛り上げようと、毎年開催されている“岡山さくらカーニバル”。旭川河川敷沿いのサクラの見頃は、まだこれからといった感じですが、さっそく家族連れや会社のグループなどが訪れ、賑わっていました。
「かんぱーい!」
「桜咲いてないけど」
「花より、さ…酒とは言えませんけども、社内のコミュニケーションということで」
「咲いているかなと思ったけど。ちょっとまだ咲いていないですね。残念な結果でしたね。新しい季節と新しいシーズンが始まるので、気持ちが新たにスタートするなと」
満開のサクラまであと少し。桜並木沿いに様々な屋台が並ぶ岡山さくらカーニバルは、きょう(28日)から4月6日まで開催されています。