岩泉町の一次産業を支援しようと、町内でヨーグルトの製造などを手がける企業が町へ1500万円を寄付しました。
町に1500万円を寄付したのは岩泉ヨーグルトの製造や、町内の道の駅の運営を行う岩泉ホールディングスです。
28日は山下欽也社長が町役場を訪れ、中居健一町長に目録を手渡しました。

今回の寄付は、企業の主力商品でもあるヨーグルトの原料を生産する酪農家や町が生産量日本一を誇る畑わさびの農家を支援しようと行われました。

(岩泉ホールディングス 山下欽也社長)
「まず一次産業のみなさんに力を付けていただきたい、そして我々が商品を作って経済活動でこの地域を活性化させたい、そういう思いでいる」
中居町長は「資材の高騰で一次産業は厳しい状態にある。貴重な寄付を町のために有効に活用したい」と述べました。

町は1000万円を酪農家の500万円を畑わさびの農家の支援に充てる考えです。