分娩の維持が困難になっている県立木曽病院について女性議員のグループが県に対し医師の確保などを求めました。

県内の市町村議で作る「信州女性議員の会」は27日、県に要望書と2000筆余りの署名を提出しました。

木曽病院では、分娩数の減少や麻酔科医の高齢化から、2026年度以降、分娩が休止される見通しです。

積極的な医師の確保などを求めた議員の会に対し県は「限りある医療資源の中で質を担保するには、ある程度の集約化も必要」とし、通院にかかる交通費の助成などを模索していくとしました。

大桑村 纐纈悠乃(こうけつ・ひろの)議員:
「子どもが少ないから医療は集約して分娩できなくするとなると、もっと少なくなるんですよね」

「信州女性議員の会」は今後も署名活動を続ける予定です。