岡山県南部で発生している山林火災。発生から6日目となりましたが、いまも鎮圧には至っていません。現場から中継です。

岡山市南区の山林火災の現場近くです。きのうまではあちらこちらで確認されていた煙も、いまは全く見えなくなっています。

記者
「山林火災の影響で、山肌は黒くなっています」

今月23日に岡山県南部で発生した山林火災。焼損面積はおよそ565ヘクタールとなり、記録が残る1965年以降、県内最大の規模となっています。

昨夜からけさにかけては、現場周辺の岡山市で28.5ミリ、玉野市では21.5ミリの雨が降り、住人らにとって待望の雨となりました。

住民
「恵みの雨よ。待ち焦がれた雨。うれしかったよ。涙が出るぐらいうれしかった」

現在、消防隊員らが地上と上空から状況の確認をしていますが、鎮圧の発表には至っていません。住宅への延焼の危険は低くなったとして、岡山市南区の627世帯に対して出されていた避難指示は解除されました。

生活への影響が長引く中、住民らは一刻も早く元の生活に戻ってほしいと話していました。