岡山県南部で発生している山林火災。発生から6日目となりましたが、今も鎮圧には至っていませんが昨夜(27日)からまとまった雨が降り、煙は見えなくなっています。岡山市南区に出されていた避難指示はすべて解除されました。現場から中継です。

(JNN取材団 藤原 能記者)
「岡山市南区の山林火災の現場近くです。きのうまではあちらこちらで見えていた煙も、今はまったく見えなくなりました」
(ヘリリポート JNN取材団 藤谷公一カメラマン)
「山林火災の影響で山肌は黒くなっています」

今月23日に岡山県南部で発生した山林火災。焼損面積はおよそ565ヘクタールとなり、記録が残る1965年以降県内最大の規模となっています。

昨夜(27日)からけさ(28日)にかけては、現場周辺の岡山市で28.5ミリ・玉野市では21.5ミリの雨が降り、住人らにとって待望の雨となりました。

(住民)
「恵みの雨よ。待ち焦がれた雨。うれしかったよー。涙が出るぐらいうれしかった」


現在、消防隊員らが地上と上空から状況の確認をしていますが、鎮圧の発表には至っていません。

住宅への延焼の危険は低くなったとして、岡山市南区の627世帯に対して出されていた避難指示は解除されました。

(JNN取材団 藤原 能記者)
「生活への影響が長引く中、住民らは一刻も早く元の生活に戻りたいと話しています」