岡山地方気象台はきょう(28日)午前10時30分、標本木の“ソメイヨシノ”が開花したと発表しました。平年と同じで、去年よりは2日早い開花です。

けさ(28日)、岡山地方気象台の職員が岡山市北区の岡山後楽園を訪れ、“ソメイヨシノ”の標本木を観測しました。少なくとも10輪の花が開いていて、開花の基準となる5輪以上を確認しました。平年と同じで、去年より2日早い開花です。

岡山地方気象台は、今週は気温が平年を大幅に上回り、初夏の陽気となったことで一気に開花に至ったと見ています。

(岡山地方気象台 垣内啓宏さん)
「3月で初めて25℃を超えるような、夏日を観測したので(ここ数日の気温の高まりで開花が)平年並みになったのだろうと」

この先、1週間ほどで満開になるとみられています。