医療的なケアが必要な子どもたちを取り巻く環境をよりよくしていこうという取り組みです。医療機器の取り扱い方などを紹介する動画の作成を目指すプロジェクトチームが、動画制作費のためのクラウドファンディングを行うことになりました。
きのう(27日)、岡山大学が会見を開き発表したものです。人工呼吸器や胃ろうなどの医療的ケアが必要とされる子どもは、全国に約2万人いるとされています。動画は、どの病院でも一定のケアが受けられるようにと、岡山大学のプロジェクトチームが作成を目指していて、痰の吸引や注射などの手順を分かりやすく紹介するものになる予定です。

(岡山大学 鷲尾洋介教授)
「医療的ケア児をケアしている保護者の方々が1人で抱え込むような状況が少しでも改善していくことを願っています」
クラウドファンディングは4月1日に募集を開始し、400万円の寄付を目指すということです。