米軍普天間基地所属のオスプレイが25日、長野県の松本空港に緊急着陸し、民間機が欠航するなどの影響が出た。
長野県などによると25日午後3時ごろ、米軍普天間基地所属のオスプレイ2機が松本空港の上空に飛来し、そのうち1機が緊急着陸した。もう1機も約30分後に着陸したが、この1機は約5分後に離陸した。
事前に空港への届け出はなく、松本空港の滑走路は午後3時45分から午後4時半まで閉鎖された。
▼松本空港着の飛行機の搭乗客
「着陸態勢に入る30分くらい前に、機内アナウンスで滑走路が閉鎖されていて降りられないと」「着陸してから窓の外を見たらオスプレイがいるので驚きました」

滑走路の閉鎖により、航空会社のフジドリームエアラインズは新千歳空港を出発した1便について、目的地を松本空港から愛知県の小牧空港に変更した。また松本空港発、新千歳行きの1便が欠航となった。
米海兵隊はRBCの取材に対して「訓練中に機内で警告表示があり予防着陸した。徹底的な原因解明を行っている」などとコメントしている。