青森県の「旧県立五戸高校」の跡地に、八戸学院野辺地西高校を移転させるため、五戸町が学校を運営する法人に「土地」や「建物」などを無償で貸し出す契約を結びました。
締結式では、野辺地西高校の移転を誘致した五戸町の若宮佳一 町長と学校を運営する学校法人光星学院の法官新一 理事長が契約書に署名をしました。
契約は、五戸町が旧五戸高校の土地や建物などを4月から最低10年間、学校法人光星学院に無償で貸し出すものです。
2022年3月に閉校した旧五戸高校には、2027年に野辺地西高校が移転することが決まっていて、学校側は生徒の募集を停止せず、今年度は定員100人に対し40人あまりが入学予定となっています。
学校法人 光星学院 法官新一 理事長
「学校は地域の活性化にどんな役割を果たせるだろうという思いも持っています。広い範囲でアピールできるような学校になればいいなと思う」
五戸町 若宮佳一 町長
「町民全員の悲願でもある学校ですので、学校を盛り上げていくために、町民のみならず五戸町に関わるすべての人から応援、支援いただきながら学校づくりをしていきたい」
光星学院は、2025年の夏ごろに移転する学校の名前を決めたいとしていて、部活動や学校の方針なども随時、検討していくとしています。