福岡市の九州大学で25日卒業式が行われ、約4900人の学生たちが新たな門出を迎えました。

福岡市西区の九州大学伊都キャンパスでは25日午前、卒業式が開かれ、文系・理系合わせて12の学部の代表者に、卒業証書にあたる学位記が手渡されました。

式典で石橋達朗総長は卒業生に対し、「様々な困難や難しい課題に遭遇した時大学での学びを思い出して、自分の考えを整理し、まとめ、アイデアを出し、乗り越えていってください」とはなむけの言葉を贈りました。

卒業生「3年生からゼミに入ったんですけど、そこからがすごく充実してて、すごく楽しい4年間でした」

卒業生「災害系の研究をやっているんですけど、福岡の街づくりに役立つような研究をしていけたらと思っています」

午後からは大学院の卒業式が予定されていて、25日は学部生と大学院生あわせて4897人が九州大学を旅立ちます。