福岡などの結婚式場を運営する「アルカディア」が、10億円を超える国の助成金を不正受給したとされる事件で、福岡地検は前社長ら4人を詐欺の罪で起訴しました。
詐欺の罪で起訴されたのは、久留米市に本社を置く結婚式場などの運営会社、「アルカディア」の前社長大串淳被告ら4人です。
起訴状などによりますと大串被告らは3年前、従業員17人の休業日数を偽って申請し、国から新型コロナ対策の雇用調整助成金2202万円をだまし取った疑いが持たれています。
福岡労働局は不正受給した助成金など、およそ12億円を返還するよう命じましたが、アルカディアは現在事業を停止し、破産申請に向けた準備を進めています。














