宮崎県新富町の百足塚古墳などから出土した埴輪が、国の重要文化財に指定される見通しとなりました。

重要文化財に指定される見通しとなったのは、新田原基地の西側にある全長82メートルの前方後円墳とそこに隣接する古墳から出土した埴輪、78点です。

中には、「女性埴輪」という埴輪としては珍しく性別を表現したものや、全国でも4例しか出土していない「太鼓形埴輪」など、状態が良好なものが出土していて、学術的価値が特に高いということです。

国の重要文化財に指定されれば、県内で26件目となります。