岡山県北の5つの医師会で結成された美作医会と岡山県産婦人科医会が、きのう(21日)岡山県津山市で初の合同研修会を開きました。

合同研修会には産婦人科や小児科の医療関係者に加え、岡山県北10市町村の自治体職員などおよそ50人が参加しました。

妊娠中または妊娠予定の若い男女が心身共に健康に過ごすプレコンセプションケアなどについて理解を深めてもらおうと開かれたもので、講演では妊娠前の女性が「葉酸(ようさん)」を摂取することで「神経管閉鎖障害」という新生児の先天異常を抑制につながるという報告が行われ、葉酸摂取の重要性を呼びかけていました。

(津山医師会 赤堀洋一郎理事)
「今後妊娠を希望されるカップル、あるいは新しく誕生する命に今回の勉強会が役に立てばと思う」

美作医会や岡山県産婦人科医会では、今後も合同研修などを通じてプレコンセプションケアについての理解を共有していく方針です。