ロシアのショイグ安全保障会議書記が北朝鮮を訪問し、金正恩総書記と会談しました。ウクライナ情勢などを協議したとしていて、両国の軍事協力についても話し合ったとみられます。
ショイグ安全保障会議書記は21日、北朝鮮の首都・平壌を訪問し、金正恩総書記と会談しました。ロシアメディアによりますと、ショイグ氏はプーチン大統領の親書を渡したということです。
また、ショイグ氏は有事における相互の軍事支援を定めた包括的戦略パートナーシップ条約について両国の利益に資すると強調し、「ロシア側は条約の条項を無条件で履行する用意がある」と表明したということです。
会談では、ウクライナ情勢や朝鮮半島情勢、米ロの間で進む対話について意見を交わしたとしていて、両国の軍事協力やプーチン氏と金正恩氏の首脳会談の時期などについても話し合ったものとみられます。
一方、北朝鮮の朝鮮中央通信は22日、金正恩総書記がロシアのショイグ安全保障会議書記と会談したと報じました。
会談で金総書記は、「ロシアの特別軍事作戦は不屈の力と愛国主義、正義の偉業に対する示威となる」と述べ、ウクライナ侵攻について「今後も支持する」と強調したということです。
アメリカが主導する停戦協議が続く中、ロシアを支援するための北朝鮮兵の派遣を継続する可能性があります。
また、金総書記はショイグ書記長と安全分野を含む多面的な分野の交流と協力を一層拡大・強化するための将来的な事業について重要かつ有益な談話をしたとも伝えています。
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