青森県の国の重要文化財がまた1つ、増える見通しです。
国の文化審議会は3月21日、世界文化遺産の構成資産の1つである外ヶ浜町の大平山元(おおだい・やまもと)遺跡の出土品を国の重要文化財に追加指定するよう答申しました。
県と外ヶ浜町は会見を開き、大平山元(おおだい・やまもと)遺跡の出土品を国の重要文化財に追加指定するよう国の文化審議会が文部科学大臣へ答申したと発表しました。
大平山元(おおだい・やまもと)遺跡は世界文化遺産、北海道・北東北の縄文遺跡群を構成する18の遺跡の1つです。重要文化財へ答申されるのは、出土品570点です。
この土器のかけらは、東北アジアの中で最古級のおよそ1万5000年前のものとされています。これが発見された時、日本の考古学界ではおよそ1万5000年前は土器がないとされていた時代だったため、縄文時代の始まりについて学術的な議論を巻き起こしました。
※宮下宗一郎知事
「連続した歴史の中で私たちが青森県で暮らしていた・暮らしているということを改めて再認識させてくれる素晴らしい発見、そしてその遺跡群だという風に私はとらえています」
大平山元(おおだい・やまもと)遺跡の出土品はこれから半年程度かけて手続きをしたあと、国の重要文化財に正式に指定される見通しで、登録されれば県内の考古資料で15件目となります。
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