スイーツで長崎を盛り上げようと長崎市のグラバー園で長崎県内の人気スイーツを集めた初のイベントが開れています。

木苺とカスタードをパイ生地で包んだミルフィーユに、しっとりもっちり生地の小ぶりなどら焼き。

このイベントは、かつて長崎から国内に砂糖を広めたシュガーロードの歴史にちなんでスイーツでまちを盛り上げようと初めて開かれました。

活水女子大学の学生が1年半かけて考案した「ラッセルケーキ」は活水学院創立者のエリザベス・ラッセルから名づけられ、たっぷりのチョコレートにナツメヤシの実「デーツ」とクルミを混ぜたオリジナルスイーツです。

活水女子大学国際文化学部2年・石原えりなさん(20)「お土産ものとして広く愛されるようなチョコレートケーキが出来たらなと思っています」

ラッセルケーキは1個280円で、長崎県内の企業と商品開発を進めていて、長崎の定番土産を目指しています。

My SWEET NAGASAKi実行委員会事務局長「せっかくあるシュガーロードであったりとか、そういったヒストリーを大切にしていって、カステラと言えば長崎と言われると思いますので、スイーツと言ったら長崎と思ってもらえるような取り組みをしていきたいなと思っています」

このイベントは22日まで開かれ、実行委員会では今後も定期的にスイーツイベントを開いて観光客の誘致につなげたいとしています。