世界各地の食器や調理道具などを一堂に集めた企画展が、岡山県倉敷市の倉敷民藝館で開かれています。
ニンニクなどを細かく刻むために17世紀にスペインで作られた「薬味きざみ」や19世紀にイギリスで作られた「コショウ入れ」など、食にまつわる様々な品が並びます。この企画展は、民芸品に関心を持つきっかけになればと開かれているもので、倉敷民藝館の初代館長が世界各地で収集した食器や調理道具など約350点が展示されています。

(倉敷民藝館 岩村菜々子学芸員)
「実生活で使いたいなと思う物を探したり、世界各国のゆかいな食卓の風景を想像しながらお楽しみいただけますと幸いです」
企画展「ゆかいな食卓」は倉敷民藝館で11月30日まで開かれています。