高知県教育委員会は、今年4月1日付けの教職員の人事異動を発表しました。
対象は、小学校が1165人、中学校が758人、義務教育学校が45人、高校が527人、特別支援学校が171人、事務局関係が197人の、合計2863人です。
異動の規模は、2024年4月より90人多くなっていて、高知県教委が2024年度から新たに掲げている「教育大綱」や「振興基本計画」を推進していくための人員配置となっています。
特に、小学校の新卒教員の負担を軽減させるため、授業づくりや児童・保護者対応などに関する個別支援を行う「サポート教員」は、2024年度の19人より3人多い22人を配置することになっていて、新卒の教員全員をサポートできる体制が整ったということです。
また、高知県立高校については、「生徒数が減少する一方で生徒の学習ニーズは多様化している」としたうえで、高知県立高校の再編計画に基づき学校の特色化・魅力化を推進するため管理職の適材適所の配置に努めたとしています。
このほか、女性の活躍を推進するため、小中学校の管理職は46.5%、高知県立高校と特別支援学校の校長は18%が女性となっていて、ここ10年で最も割合が高くなっています。
異動は、4月1日付けです。