岡山・香川の両県知事会議がきのう(19日)、高松市で開かれ、瀬戸内国際芸術祭のオーバーツーリズム対策などに連携して取り組むことを確認しました。
岡山県の伊原木知事と香川県の池田知事が、共通する政策課題について意見を交わしました。来月(4月)開幕する瀬戸内国際芸術祭については、新型コロナの5類移行後初めての開催で、インバウンドの増加によるオーバーツーリズムが懸念されるとして、連携して対策にあたることを確認しました。
(池田豊人香川県知事)
「大勢が押しかけると、バスなどに乗れないなどの問題もあります」
(伊原木隆太岡山県知事)
「交通事業者と連携してモデルコースを作成して周遊の促進や、平準化・分散化に協力したい」
また、「岡山ルート」での実現を目指す四国新幹線について、池田知事が協力を求めた一方、伊原木知事は「在来線への影響や経済効果を見極めたい」と慎重姿勢を崩しませんでした。