石川県輪島市門前町の漁港から19日朝、1人で船に乗り漁に出たとみられる高齢男性の行方が分からなくなっていて、海上保安部などが捜索しています。
七尾海上保安部によりますと、19日午後2時20分ごろ、輪島市の漁師の男性(88)が「昼過ぎになっても戻らない」と、近くに住む人から警察に通報がありました。
男性は19日朝、刺し網漁のため1人で漁船に乗り、輪島市門前町の赤神漁港を出たとみられます。海上保安部や警察がヘリコプターや巡視船を使って捜索を行いましたが、これまでのところ発見には至っていません。
男性が乗っていた漁船は、全長およそ4メートル、幅1・5メートルほどだということです。七尾海上保安部では巡視船を使って、夜通し捜索を続けることにしています。