パレスチナ自治区ガザの停戦合意を破り大規模な攻撃を再開させたイスラエルは、新たにガザ全土を攻撃し、24人が死亡しました。中継でお伝えします。
ガザとの境界からほど近い、イスラエル南部スデロットです。後方に見えるのが、ガザの北の部分で、先ほど黒い煙が上がっているのが確認されました。今は風に流されていますが、この時間もイスラエル軍の攻撃が続いているものとみられます。
イスラエル軍は今年1月の停戦発効以来、停止していたガザへの攻撃を18日未明に突如として再開し、昨晩からきょう未明にかけてもガザ各地を空爆し、新たに少なくとも24人が死亡したということです。
ネタニヤフ首相は18日、テレビ演説に臨んだ際、ガザへの攻撃について「これは始まりにすぎない」などと警告。「我々は再び、力強く戦闘に戻った。今後はこれまで以上に強力に行動する」と述べ、ガザへの攻撃を継続する方針を示していました。
さらにイスラエル軍は、ガザの一部の住民に退避命令を出していて、今後、地上での作戦を再開させる可能性も指摘されています。
ようやく実現した停戦はわずか2か月ほどで破られたことになり、今、ガザの市民は再び戦火に追われています。
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