福岡県北九州市の市営団地にある駐輪場の屋根の一部がはがれ、地面に落下しました。また別の市営団地でも窓サッシが落下しています。けが人や物的な被害はありませんでした。

19日午前9時ごろ、北九州市小倉北区中井にある中井団地11号棟で、団地を訪れた人が、駐輪場の屋根の一部がはがれ、地面に落ちているのを見つけました。

剥がれ落ちたのは、駐輪場の鉄製の屋根で、大きさが縦およそ4.5メートル、横が2.5メートルほどで重さはおよそ85キロです。けが人はなく、自転車などへの物的被害もありませんでした。

市は「強風の影響」と説明していますが、市によると、去年11月の定期点検で、屋根と鉄骨の接合部に腐食が見られ、来年度中には、修理を実施する予定だったということです。市は、市営団地にあるおよそ1000の駐車場を早急に点検するとしています。

また、門司区にある市営団地でも13階の一室から重さ18キロの窓サッシがはずれ、落下しました。けが人や物的な被害はなかったということです。