ベジタリアンやヴィーガン、ムスリムなど、香川県を訪れる外国人観光客の食の多様性に対応しようと、協議会が設置されました。

新たに設置されたのは、「観光かがわ食の多様性に向けた協議会」です。香川県内のホテルや旅館、飲食店など16の事業者が参加します。

観光庁の推計では、訪日旅行者の約5%がベジタリアンとヴィーガンで、香川への来県が最も多い台湾でもベジタリアンなどの割合が高いとされています。協議会は、様々な食への対応で香川を訪れやすくすることが狙いです。

(観光かがわ食の多様性に向けた協議会 三矢昌洋会長)
「香川への旅行で自然や文化の魅力を満喫していただくとともに、食事も安心して楽しんでいただけることを発信していけば」

協議会では、今後セミナーを開くなどして、食の多様性に対応できる事業者を増やしていきたいとしています。