コメの価格高騰の影響が給食費にも及んでいます。
宮崎市は公立小中学校の給食費について、来年度になる4月以降、値上げする方針を明らかにしました。

宮崎市によりますと、来年度の市内の公立小中学校の給食費を試算したところ、小学校では、1食あたりの単価が302円と、今年度と比べて28.1円増加。

また、中学校は364.5円で、38.3円増加するということです。

給食費の値上がりの理由について、市は、「コメの価格が前の年度のおよそ1.7倍にまで高騰し、ほかの原材料の価格も上昇しているため」としています。

各学校の給食費は、一食単価の試算額を参考に、今後、PTA総会などで決定されることになっています。